台湾淡水高級商工職業学校を訪問して
3年A組小松天空乃(生徒会副会長)
昨年12月、台湾の淡水高級商工職業学校と姉妹校締結をしました。そこで、生徒会長と私は授業やホームステイを体験させていただきました。初めて海外に行くということもあり、淡水高級商工職業学校の生徒さんとうまく関われるか、コミュニケーションを取ることができるか不安でした。しかし、いざ行ってみると生徒の皆さんの方から積極的に話しかけてくれました。私は台湾へ行く前に少し台湾語(中国語)を勉強していきました。ですが、発音がうまくできず相手に伝わりませんでした。その中、淡水高級商工職業学校の生徒さんが日本語で話しかけてくれました。淡水高級職業学校では、日本語を専門的に学ぶ学科があります。日本語学科以外でも日本語を話せる生徒が少数見かけられコミュニケーションを取ることができました。他国でも日本語で話せるのは新鮮で日本語の上手な生徒も多くてとても驚きました。
体験授業は、高校では珍しい学科がいくつかありました。その中で私が体験して印象に残っているのはラテアートの授業です。ラテアートが高校で学べることにも驚きました。ラテアートは初めてでしたが、何回も練習させていただき、うまく作ることができました。その他にも芸術の授業で写真の撮り方を学んだり、体育の授業でキックベースをしたりし、とても有意義な時間を過ごすことができました。
ホームステイ先でも家族の方に暖かく向かいいれてもらいました。外食や市内観光に連れて行っていただき、とても美味しい中華料理や食べたことのない料理をご馳走していただきました。日本では馴染みのない味の物もありとても驚きましたがとても美味しかったです。
今回淡水商工へ行かせていただき、日本では経験したことがないことをたくさん体験でき、食生活や文化など新しい発見をすることができました。自分の人生の中でかけがえのない大切な思い出となり、とても有意義で充実した姉妹校提携になりました。今回台湾の友人もでき、SNSで連絡を取り合っています。コミュニケーション能力を高め、中国語や文化をもっと学んだ上で、また台湾へ行きたいと思いました。貴重な経験をさせていただき、ありがとうございました。