さはとき
第三話のシーンと高遠高校との関係についてお知らせします。
土岐くんが、佐原先生の好きな人がどんなタイプか妄想するシーン
土岐くんの妄想の中で、３つのドアからそれぞれ特徴的な女性が出てきます。
このドアの中は生徒会が使うテントなどが入っている倉庫になっています。暗い倉庫の中でスタンバイするキャストの皆さんにプロ意識を感じました。
このシーンの直前、倉庫と体育館の間から空を見上げる土岐くん視点のカットがあります。私たちにとっては日常の風景が、ちょっと視点を変えるだけで美しく見えると感じました。おすすめのカットなのでもう一度見る際は注目してください！
オープニングのワンシーン
オープニングに、自販機前にいる土岐くんに、階段を下りてきた佐原先生が声をかけるカットがあります。この撮影は休み時間に本番が重なってしまい、本番中に校内放送が。「〇年〇組は△△へ移動してください～」という声が響く中撮影されました。NGかと思いきやOKになって不思議だったのですが、オープニング主題歌 WATWINGさんの「I donʼt care」が流れる前提のカットだったのですね。
短いカットですが、校内放送を想像しながら見てください！
さはとき
第二話のシーンと高遠高校の関わりを紹介していきます。
土岐くんが体育館裏に行くシーン
テストが返却された土岐くんが、こっそり向かったのは体育館裏。
ひとりでテスト結果を確認したかったのに、佐原先生に見つかってしまったのはなぜでしょう？
高遠高校の体育館は２階にあり、１階には体育の先生が授業準備する体育研究室があります。土岐くんが座ったのは実は体育研究室の外だったのです。佐原先生は授業準備をしていたのでしょう。研究室の外に走りこんでくる足音がしたので外を見たら土岐くんだったんですね。
体育館に向かうシーンで、階段を上っていくのもそんな理由からです。
今回の撮影で特徴的だったのは、生徒が学校に来る授業日にも撮影が行われていたことです。授業中に撮影を実施し、休み時間になると一旦中断しながら進んでいきました。
体育研究室の外に走り込むシーンの撮影中に休み時間になり、八村倫太郎さんが休憩されているところに女子生徒が通りかかりました。生徒が「頑張ってください！」と声をかけたところ、「ありがとうございます！」と爽やかに応じていただきました。その瞬間、学校では普段聞くことの無い黄色い声が渡り廊下に響き渡りました。
体育祭のシーン
体育祭のシーンは高遠高校のグラウンドで撮影されました。
普段は野球部が使っており、整備もきちんと行われている自慢のグラウンド。
撮影後の整備も野球部にお願いすることになりました。ご協力に感謝です。
Tverでの見逃し配信は終わってしまいましたが、FOD（有料）では見られます。よかったらご覧ください。
さはとき
第一話ご覧になりましたか？
第一話のシーンと、高遠高校との関わりを紹介していきます。
土岐くんがケンカしちゃって、佐原先生に追いかけられるシーン。
清静笠高校の前の道路→外の階段→昇降口→駐輪場→渡り廊下→プール横のフェンスまで、土岐くんが逃げたルートは高遠高校でも成り立つルートになっています。ロケ地としてはとても嬉しかったポイントです。そして、昇降口や廊下では靴を脱ぐ佐原先生さすがです。
ところで、駐輪場の右側に見える校舎の２階には、高遠高校の生徒指導主任の先生がいる部屋があります。まだ撮影に慣れていない時期に撮影されたこのシーン。佐原先生の「待てこらぁ！」の大声に、生徒指導主任の先生は「なにごと！」と反応。慌てて窓の外を見たらドローンが飛んでいたとのことでした。土岐くんが高遠高校の生徒だったら、渡り廊下を曲がったところで生徒指導主任の先生につかまっていたかもしれませんね。
朝の昇降口のシーン
清笠高校では、イケメンの佐原先生が待ってくれています。
高遠高校では、やさしい校長先生が待ってくれています。
立ち位置はほぼ同じです。
１学期中間テストが伝えられるシーン
「１学期中間テスト」「30点以下補習対象！」と書かれた黒板を見て、土岐くんは中間テストの存在に気づきます。
この黒板、実は高遠高校の先生が書いています。私たちも作品作りに参加したいと思い、黒板の文字を書くことを提案し、叶えていただきました。
黒板への板書は、コツと経験が必要です。「すごく緊張して全然うまく書けませんでした」とのこと。
忙しい撮影の短い時間で対応してくださり、ありがとうございます！
さはとき
オンエア前ですが、撮影初日の様子について。
生徒の皆さんには、撮影があることは事前に全く知らせませんでした。
「佐原先生と土岐くん」の撮影であることは、公式には撮影最終日まで伏せていました。
撮影初日、イケメンがいる！と女子生徒がざわつきます。
1時間目終了後、教務室に女子生徒。
生徒：「教頭先生！『パリピ孔明』の撮影ですか？」
教頭：「何の撮影かは言えないけど、『パリピ孔明』ではないよ」
この先、イケメンが出演するドラマを次々聞かれるのでは？という教頭の恐れは杞憂に終わります。
昼休みには『シシレッド！』という声が聞こえてきて、岐洲匠さんが顔ばれしたことが判明。
放課後には、数名の生徒の皆さんが、岐洲匠さん、八村倫太郎さんのお二人の名前から「佐原先生と土岐くん」のドラマ名を見出していました。
情報化社会に生まれた生徒たちの力を感じた１日でした。
高遠高校校門と昇降口
ドラマとは関係ありません