学校長挨拶

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長野県高遠高等学校
学校長 武井 淳一 

 長野県高遠高等学校は、天下一の小彼岸桜で有名な高遠町に位置しています。高遠藩の学問所であった進徳館の精神を継承し、大正15年に町立高遠実業補習学校として創立されました。

 以来、幾多の変遷を経ながらも、「拓世、迫真の実学」の精神を脈々と受け継いできています。地域社会の大きな期待を受け、平成7年に進学、福祉、芸術、経営の4コース制を導入しました。更に平成20年には、時代の要請に応え、進学コースを文理進学コースへ、経営コースを情報ビジネスコースへと名称を変更しました。そして昨年度からコースを、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースとし2年目を迎えることになります。更に今年度は創立100周年を迎える年にあたり、改めて本校が培ってきた伝統の重さを実感しているところであります。
 「迫真の実学」を現代的視野に立って活かしたのが、本校の「地域体験型学習」です。伊那市と同窓会からなる振興会やPTAを始め、地域の皆様のご支援と東京芸術大学、長野大学や日本福祉大学との高大連携の下、進学コースの南アルプスジオパークガイド認定研修、福祉コースの介護実習、芸術コースの小中学校との交流事業、地域創生コースの高遠城址公園フィールドワークなど、「地域体験型学習プログラム」が行われています。

 東に仙丈ケ岳の峻嶺を仰ぎ、西に三峰川の清流を眺める自然豊かなこの環境で、体験型学習活動に、部活動に、生徒会活動に、皆さんの夢や希望を思いきり躍動させてみませんか。私たち教職員が一丸となって応援します。

校長ブログ

信州大学との高大連携事業

2025年10月27日 08時01分
校長ブログ

昨年度に引き続き、書道専攻の生徒たちが信州大学の学生さんと連携事業をさせてもらっています。今年は本校の泉先生に「龍渓硯」についてご指導いただき、信大生の皆さんと一緒に龍渓硯を作成しています。「地域に根ざした伝統工芸を次世代へと」ということを掲げ、高大接続協働学習に取り組んでいます。それぞれが悪戦苦闘しておりますが、きっと素晴らしい作品が出来上がるのではないかと楽しみにしております。次回は信州大学にお邪魔させていただき学習を深めます。

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泉先生ご自身の作品、また所有されている希少価値のある硯をご持参いただき説明をしていただきました。

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大学生は憧れの存在となっています。

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大変力がいる作業で大変です。

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泉先生の修正作業がとてもありがたいです。