音楽コースの活動として、長野県上伊那岳風会の松田先生はじめ３名の先生にお越しいただき、詩吟の魅力をお聞きしたり歌い方を教えていただきました。

普段の歌とは異なる歌い方に初めはうまく音が取れず苦戦しましたが、先生の声をよく聴いて真似して声を出しているうちにコツを掴むことができました。私たちが日々取り組んでいる合唱とまた別の魅力があり、生徒の皆さんの「歌心」にも更なる磨きがかかったように思います。

何人かの皆さんには前で歌ってもらい、練習の成果を発表しました。

２年生の音楽専攻の授業の様子です。
キーボードでクリスマスソングに取り組んでいます。
音楽は好きでも、ピアノを弾いた経験は少ない生徒も多くいます。
そこで、片手で弾けるパート別の楽譜を演奏しています。
全員で合わせると複雑なハーモニーが完成します。
高遠高フォーラムでの発表まであと１週間。完成度を高めて本番に臨みます。

11月27日追記

　２つのコンサートで演奏させていただきました。
　ご来場いただいた皆様、お声がけいただいた皆様ありがとうございました。

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音楽コースの生徒の出演情報です。
ぜひご覧ください。

♬ ♬ いのちのWa!　コンサートⅡ ♬ ♬ 

11月23日（祝）　13：30～16：00　駒ヶ根市文化会館大ホール

長野県高等学校合唱連盟・南信リーダーズコールの一員として参加します。
詳細・入場の申し込みは、公式ホームページからどうぞ。
https://inotinowa.com/
ライブ配信も行われます。

♬ ♬ おち葉たきコンサート ♬ ♬

11月25日（土）　14：00～16：00　長野県伊那文化会館大ホール

『第３回国際声楽コンクール東京』本選に出場した市村信吾さんが演奏します。
≪演奏曲≫
　地区大会、准本選演奏曲　　作曲/G.カリッシミ「Vittoria,vittoria!」
　本選演奏曲　　　　　　　　作曲/高田三郎　作詞/高野喜久雄「くちなし」

市村さんの演奏は15時過ぎを予定しています。
全国大会出場生徒の歌声をぜひお聴きください。

音楽専攻２年の市村信吾さんが『第３回国際声楽コンクール東京』の本選（全国大会）に出場しました。

市村さんの出場した部門は「声楽専攻部門」で、声楽の専門教育を受けている高校１，２年生を対象とした部門で、声楽家を志す生徒が多く出場しています。
市村さんは声楽の専門教育を受けているわけではありませんが、音楽専攻での学びや自身の探究心・向上心で地区大会と准本選を突破し、本選の舞台まで勝ち上がることができました。

本選では出場した39名の中で唯一、歌詞が日本語の楽曲を演奏しました。日本語は言葉をメロディーにのせることがむつかしいため何度も練習を重ねてきました。本番では、納得できる演奏ができ、審査員の皆様からも励ましの言葉を多くいただくことができました。
他の出場者の演奏もレベルが高く、同じ高校生か疑ってしまうような好演を数多く聴くことができました。
惜しくも入賞することはできませんでしたが、入賞者に引けを取らない演奏を披露することができました。

長い期間をかけて一つの楽曲に向き合うこと、作詞・作曲者の意図を読み取り解釈し、自身の演奏に反映させること、共に頑張る同世代の素晴らしい演奏を聴くこと、さまざまな刺激を受け大きく成長することができました。市村さんの更なる活躍に期待です。

≪演奏曲≫
地区大会、准本選　　作曲/G.カリッシミ「Vittoria,vittoria!」
本選　　　　　　　　作曲/高田三郎　作詞/高野喜久雄「くちなし」

 

１０月２８日（土）に行われる第３７回伊澤修二記念音楽祭の関連事業として、東京藝術大学に縁のある合唱指導者のレッスンを受けました。
指導者として、昨年に引き続き、近年合唱指導者として輝かしい活躍をされている黒川和伸先生をお招きしました。
「歌を通して自己表現をすること」「誰かの後に続くのではなく、自分で初めの一歩を踏み出すこと」など、音そのものよりも奏者自身の内側に問いかける言葉をたくさんいただき、指導当初よりも前向きな積極性のある合唱へと変わることができました。

この音楽祭では高遠の小中高生の発表の他、東京藝術大学オーケストラの演奏、有志で募った市民合唱団とのオペラ合唱など盛りだくさんの演奏会となっています。本番まで残りの時間、より伝わる合唱を目指して練習に励んでいきます。