学校長挨拶

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長野県高遠高等学校
学校長 武井 淳一 

 長野県高遠高等学校は、天下一の小彼岸桜で有名な高遠町に位置しています。高遠藩の学問所であった進徳館の精神を継承し、大正15年に町立高遠実業補習学校として創立されました。

 以来、幾多の変遷を経ながらも、「拓世、迫真の実学」の精神を脈々と受け継いできています。地域社会の大きな期待を受け、平成7年に進学、福祉、芸術、経営の4コース制を導入しました。更に平成20年には、時代の要請に応え、進学コースを文理進学コースへ、経営コースを情報ビジネスコースへと名称を変更しました。そして昨年度からコースを、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースとし2年目を迎えることになります。更に今年度は創立100周年を迎える年にあたり、改めて本校が培ってきた伝統の重さを実感しているところであります。
 「迫真の実学」を現代的視野に立って活かしたのが、本校の「地域体験型学習」です。伊那市と同窓会からなる振興会やPTAを始め、地域の皆様のご支援と東京芸術大学、長野大学や日本福祉大学との高大連携の下、進学コースの南アルプスジオパークガイド認定研修、福祉コースの介護実習、芸術コースの小中学校との交流事業、地域創生コースの高遠城址公園フィールドワークなど、「地域体験型学習プログラム」が行われています。

 東に仙丈ケ岳の峻嶺を仰ぎ、西に三峰川の清流を眺める自然豊かなこの環境で、体験型学習活動に、部活動に、生徒会活動に、皆さんの夢や希望を思いきり躍動させてみませんか。私たち教職員が一丸となって応援します。

校長ブログ

台湾の大学視察

2025年12月24日 08時55分
校長ブログ

本校は台湾の台中にある国立キナン国際大学と教育協定を交わしています。キナン大学での教員相互研修を行う予定でいましたが、先方との予定が合わなく、台北市内にある銘傳大学を紹介していただき、丸山先生、小林先生に研修視察に行ってもらいました。こちらの大学も、多くの外国からの留学生を向かい入れているようです。なんとベトナムからの留学生が一番多いということでありました。マレーシア、タイと続き、日本の留学生は100人くらい居るとのことです。AI教育に力を入れ、授業はすべて英語で行われているようです。やはり英語力は必須でしょうね。本校では高大連携にも力を入れてますが、外国の大学とも繋がりも大切にしながら、グローバルで広い視野を持つ生徒たちの育成にも努めていきたいと思います。

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