学校長挨拶

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長野県高遠高等学校
学校長 武井 淳一 

 長野県高遠高等学校は、天下一の小彼岸桜で有名な高遠町に位置しています。高遠藩の学問所であった進徳館の精神を継承し、大正15年に町立高遠実業補習学校として創立されました。

 以来、幾多の変遷を経ながらも、「拓世、迫真の実学」の精神を脈々と受け継いできています。地域社会の大きな期待を受け、平成7年に進学、福祉、芸術、経営の4コース制を導入しました。更に平成20年には、時代の要請に応え、進学コースを文理進学コースへ、経営コースを情報ビジネスコースへと名称を変更しました。そして今年度は1年生のコースを、芸術文化コース、地域創生コース、人間福祉コースとし、来年度迎える創立100周年に向けて新たなスタートを切りました
 「迫真の実学」を現代的視野に立って活かしたのが、本校の「地域体験型学習」です。伊那市と同窓会からなる振興会やPTAを始め、地域の皆様のご支援と東京芸術大学、長野大学や日本福祉大学との高大連携の下、進学コースの南アルプスジオパークガイド認定研修、福祉コースの介護実習、芸術コースの小中学校との交流事業、情報ビジネスコースの高遠城址公園フィールドワークなど、100を超える「地域体験型学習プログラム」が行われています。

 東に仙丈ケ岳の峻嶺を仰ぎ、西に三峰川の清流を眺める自然豊かなこの環境で、体験型学習活動に、部活動に、生徒会活動に、皆さんの夢や希望を思いきり躍動させてみませんか。私たち教職員が一丸となって応援します。

校長ブログ

修学旅行前事前研修「被爆体験伝承講和」

2024年10月23日 07時41分
校長ブログ

来月の11月21日から2年生が修学旅行に出かけます。事前研修会として、広島から桂幾子さんをお招きして被爆体験伝承講和をしていただきました。被爆された小学生の詩を朗読していただいた時には本当に涙がこぼれました。生徒たちも同様でしょう。そして生徒たちにも詩を朗読させてもらう時間もいただきました。次から次へと手を挙げて朗読していく生徒たち。この光景に私もびっくりしました。この講話の中で響いたことが多かったのでしょう。実際に生徒たちが広島を訪れ、広島平和記念資料館、広島原爆死没者追悼平和祈念館を訪れた時に更なる平和に対する熱い思いを抱くことでしょう。

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